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2007年11月20日 (火)

第117回日商簿記検定

 先日、実施された第117回日商簿記検定試験を受検された方、お疲れ様でした。

 今回は予想通りの問題も出題され、教室の試験予想を読まれた方は、多少参考になったのではないかと思います。

 さて、それでは簡単に試験の感想を述べたいと思います。

 まず、3級から述べます。

 第1問は、1の現金過不足が少し難しいですが、その他は標準的だったと思います。

 第3問は、またまた二重仕訳の試算表作成でした(ここは、予想をはずしてしまったすいません)。有価証券の売却と借入金の返済の箇所が今までにないパターンでしたが、解答用紙も問題用紙の一部ということを頭に入れておけば解けたかと思います。

 それから、第5問の精算表は空欄作成でした。備品の売却で、きちんと当期分の減価償却費を計上するところだけ気をつければ、満点を狙えたかと思います。

 第2問は当座預金、当座借越の勘定記入だったため、それほど難しくなかったかと思いますが、第4問は、久しぶりに売上原価勘定が出題されたため、できなかった方が多かったのではないでしょうか(ここも大きく予想をはずしてしまってすいませんでした)。

 全体的にみて、第3問、第5問はそれほど難易度が高くなったこと、第4問ができなくても第2問で比較的、得点しやすいことなど考慮すると、問題的には標準的であり、合格率もそれほど低くはならないと思います。

 次に2級の感想を述べます。

 第1問は、2の委託買付と車両の売却が生産高比例法で処理されていることを除けば、その他の問題は標準的な問題であり、ここは3つは正解したいところになります。

 第2問は、特殊仕訳帳の試算表作成でした。空欄作成でなかったため、それほど難しくなかったと思います。特殊仕訳帳の試算表はある程度、予想されたので、しっかり対策を講じていた方は出来たかと思います。

 第3問は、予想通りの本支店会計でした。ただ、これまで異なり、残高試算表の空欄の金額を埋めるという問題でした。ここは、基本がしっかりできていれば難なく出来たかと思います。簿記ゼミ生の方は、前日にワンポイントレッスンで類題を演習したので、ここは満点をしっかり取って欲しい箇所になります。

 第4問は、個別原価計算でした。ここも予想通りで、特にひねったところはなく、5問のなかで一番満点を狙える問題でした。特に、簿記ゼミ生の方は、僕が作成したオリジナル模擬問題の中に同じような問題があったため、ここは絶対に満点を取って欲しい箇所でした(しかも、試験前日にその問題を解いておきましょうと言っていたので)。

 第5問は、これまた予想通りのCVP分析でした。直接材料費、直接労務費、変動製造間接費が生産量に対してのものであるところを気付けば、できたかと思います。ただ、その部分に気付かなければ、ここでの得点は厳しい結果になるかと思います。

 全体的にみて、取れやすい箇所でしっかり得点を取れているかどうかが合否の分かれ目になると思います。

 第2問、第3問、第4問でしっかり得点を取れていれば、第5問を落としていても、合格点に達するかと思います。

 今回、問題的にみると、3級、2級ともに合格率も標準的に落ち着くかと思います。

 それから、1級の感想につきましては、また後日述べたいと思います。

 さて、2級と3級を受検された方は、来週が発表になります。それまで落ち着かない日々が続くかもしれませんが、あとは、「天命を待つ」という気持ちで、発表の日を待ちましょう。

 11月検定を受検された方は、とりあえず今はゆっくり休んでください

 

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