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2009年6月24日 (水)

合格発表

 昨日、第122回日商簿記検定試験の合格発表が実施されました。

 結果は、3級の合格率は39%、2級の合格率は21%でした。

 3級は標準的でしたが、2級はいつもよりもかなり低めでした。

 2級は第2問、第5問はいつもよりも簡単でしたが、第3問、第4問での得点率の低さが合格率の低さになったのだと思います。

 また、後日、日本商工会議所より全国平均値の合格率と「出題の意図」が公表されることだと思いますので、今回受検された方は、是非ご参照ください。

 また、今回、悔しい結果になられた方は、今の経験が次に必ずいきてくる日が訪れます。
 故事に、「人間万事塞翁が馬」という言葉があります。
 これは、福と思われる出来事が災いを呼び、災いと思われる出来事が福を呼ぶことがあるという意味です。つまり、人間にとって何が幸いで何が災いか、表面的なことだけでは分からないということです。この言葉のように挫折や失敗は心構え次第でプラスになります。

 今回、残念な結果になられた方は気持ち的に沈みがちになるかと思いますが、この経験を次にどう生かすかは自分次第だと思います。

 僕はこれまで、多くの方の合否をみてきました。

 そのなかで最近、思うのですが、誰もが2回目よりも1回目で、3回目よりも2回目で合格するほうがいいことだと思っています。
 でも、本当にそうなのでしょうか?
 その瞬間だけで考えれば、2回目よりも1回目で、3回目よりも2回目で合格するほうがいいでしょう。
 しかし、2回目で合格した人は、1回目で合格した人には見ることのできない世界や経験できなかったことを経験できますし、3回目で合格した人は2回目で合格した人には見ることのできない世界や経験ができます。
 誰もが早く合格したいと思いますが、結果がダメでも、それはそれで、本当はとても貴重な経験をしているのだと思います。
(人生において、幸せのモノサシは決して早さではありません)

 人は誰でも失敗したくないし、できれば避けたいものです。
 しかし、物事は失敗から学ぶものです。
 失敗から目をそらさず、その失敗から何を学び、何を感じ、そしてそれを次にどう生かすかによって人は強くもなり、成長していくのだと思います。


 これから、まだまだ多くのことを勉強していく中で、今回の結果がきっといつの日か生きてくると思います。
(こういうことを思うのも、僕自身、これまので多くの失敗を繰り返しているからだと思います)


 ですから、今回、残念な結果になられた方は、気持ちを切り替え、前を向いて、次の11月検定に向けて、また頑張ってほしいと思います。 

 また、今後につきましては、受講にあたっていろいろご相談に乗りたいと思いますので、電話、メール等でも構いませんので遠慮なく申してください。

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2009年6月18日 (木)

第122回 日商簿記検定試験

 先日、検定試験が終わったと思ったら、昨日から11月検定向け3級コースが始まり、その準備でこの2,3日は追われていました。

 さて、先日の検定試験を受験された方はお疲れ様でした。

 今回は予想していたよりもそれほど難しくなかったのでないかと思います。

 まず3級から述べますと、第2問の商品売買、第4問の伝票は予想通りでした。特に第2問は公開模擬試験とほぼ同じでしたので、簿記ゼミ生の方はできてほしい箇所でした。 

 第3問または第5問も、量もそれほど多くなく難しい箇所もなかったので、きちんと勉強している方にとっては簡単に思えたのではないでしょうか。

 次に2級ついてですが、第1問の仕訳問題は有価証券利息の計算だけ気をつければ、あとは特に難しい箇所はなかったと思います。

 第2問は予想通り、特殊仕訳帳でした。この類の問題をワンポイントレッスンでやったので、簿記ゼミ生の方はここは満点を取って欲しい箇所です。

 第3問は損益計算書の作成でした。第3予想であげていましたが、少し予想外で、難しく感じた方もいたのではないでしょうか。第3問では3級の内容の問題もいくつか出題されており、改めて3級の内容をマスターした上で、2級に挑むことの大切さを感じさせる問題でした。

 第4問は予想通り、勘定記入系の問題でした。ここは直接費と間接費の分類をしっかりできていれば、思ったよりも難しくない問題でした。

 第5問は、またまた総合原価計算でした。簿記ゼミ生の方は前日に、総合原価計算のプリントを配布しましたので、その問題をしっかりやっておけば、満点を取れたかと思います。

 次に1級ですが、商業簿記は損益計算書の作成、会計学は持分法とソフトウェアでした。商業簿記では、ストックオプションや新定率法など今までにない問題が出題されため、戸惑った方もいたかもしれませんが、その他の箇所は今までに出題されたような問題でしたので、その当たりでしっかり得点を積み重ねることができていれば合格点に十分に達するのではないでしょうか。

 また、会計学ではソフトウェアが出題されましたが、計算は容易でしたので難しくなかったと思います。

 工業簿記・原価計算ですが、工業簿記では久しぶりに予算編成が出題されました。予算編成は第3予想にあげていましたので、類似問題をしっかり解いていれば、それほど難しくなかったと思います。

 また、原価計算は設備投資の経済計算でした。設備投資の経済計算は原価計算のなかでは一番出題率の高い問題でしたので、第2予想にあげていましたので、しっかり対策を講じていれば、できたのではないでしょうか。

 3級、2級は全体的にそれほど難しくなく、合格率もそれほど低くはならないのでないかと思います。

 1級も最近の問題と比べても、比較的容易のほうだと思いますので、合格率も10%前後を若干上回るかもしれません。

 とりあえず、3級と2級の合格発表は来週ですので、受験された方は落ち着かない日々かもしれませんが、あとは「天命を待つ」という気持ちで待ちましょう!!

 

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2009年6月12日 (金)

あと2日!

 最近、GREEEENの「歩み」という曲をよく聴いています。

 歌詞のなかで「どんな一歩も無駄にはならない」とありますが、正にそうだなぁと思います。

 今こんなことをやっていても「無駄だ」とか「役に立たない」と思うことがあるかもしれません。でも、それは本当はちゃんと未来につながっていて、今の時点ではそれにただ気付いていないだけなんだと。

 今、問題を解いていて間違えたり、できなかったりすると気持ち的に落ち込むこともあると思います。しかし、その1歩1歩は決して無駄ではありません。

 間違えても、できなくても、1問1問の問題に取り組むこと、それは確実に合格という道につながっています。

 だから、少々間違えても、できなくても、最後まで諦めずに前に向かって、明日に向かってゆっくりと1歩1歩ずつ歩き続けることが大切です。

 最近はそういうことをよく思います。

 さて、過去のブログに試験についていろいろなことを書いておりますので、気分転換に読んでみてください。

 他人のことが気になる人はこちらを

 http://bokizemi.cocolog-nifty.com/soubou/2007/05/post_ebdc.html

 試験中、電卓の音が気になるという人はこちらを

 http://bokizemi.cocolog-nifty.com/soubou/2007/11/post_b65e.html

 

 試験においての時間配分の注意事項です

 3級  http://bokizemi.cocolog-nifty.com/soubou/2008/02/post_5763.html

 2級 http://bokizemi.cocolog-nifty.com/soubou/2008/02/post_48bc.html

 検定試験で予期せぬことが起こり、頭の中が真っ白になってしまいできなかったということにならないために

  http://bokizemi.cocolog-nifty.com/soubou/2008/02/post_b855.html

 そして、最後に検定試験においての注意事項です。

  http://bokizemi.cocolog-nifty.com/soubou/2008/02/post_4bb6.html

  さぁ、残りわずかとなりましたが、まだ時間はあります。

 「人事を尽くして天命待つ」

 試験当日、自分の席に着いたときに、人事を尽くしたと思えるぐらい今はただただ目の前の問題に集中して解いて下さい。

 試験当日、自分の席に着いたとき、もう人事を尽くしたと思えたなら、きっといい結果が待っていることだと思います。

 それでは、6月検定を受検される方は最後の最後まで諦めずに頑張ってください!

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2009年6月10日 (水)

第1問予想(2級)

 前回、3級の第1問の予想を書きましたので、今日は2級の第1問の予想を書きます。

 1. 荷為替の取組み

 2. 建物の修繕

 3. 火災

 4. 社債の償還

 5. 予約販売

 1の荷為替の取組みは委託販売の荷為替の取組みと明確に区別するようにしましょう。 

 2の建物の修繕は何が資本的支出で、何が収益的支出かということをおさえておきましょう。

 3. 火災は火災が発生したときの仕訳と保険金の通知がありる仕訳をしっかり区別するとともに、火災が発生したときに火災損失が生じる場合もおさえておきましょう。

 4. 社債の償還は買入償還、満期償還ともにできるようにしておきましょう。

 5. 予約販売は過去に消費税と絡めて出題されたことがありますので、税抜き方式、税込み方式の両方とも確認しておきましょう。

 第1問の仕訳問題の範囲は広いですが、ここは1箇所4点あり配点として非常に大きいところです。目標として4箇所ぐらいは正解できるように、試験までの残り期間、コツコツと解くようにしましょう。

 あと、予想にはあげていませんでしたが、余裕のある方は工業簿記の標準原価計算の基礎・基本だけでも確認しておくといいかと思います。といいますのも、標準原価計算は昨年の11月検定(120回)に出題されており、この度の試験ではおそらく出題されないであろうという雰囲気ですが、120回では差異分析だけという極めて基本的な問題しか出題されませんでしたので、大方の予想に反して再び出題ということもあり得るのかなと個人的には少し思っています。

 原価標準の作成方法、勘定記入(パーシャルプラン)、差異分析(公式法変動予算だけではなく固定予算も)などを確認しておくといいかと思います。

 第5問はCVP・直接原価計算という予想が多いですが、「備えあれば憂いなし」という言葉のように、少し不安だという方は基礎的なことだけでもいいので、標準原価計算も確認しておくようにしましょう。

 それでは、検定試験まで残り4日。

 残された時間はまだあります。

 最後の最後まで諦めずに頑張って下さい!!

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2009年6月 8日 (月)

第1問予想(3級)

 この土日は朝からワンポイントレッスン(試験対策講座)だったので、簿記ゼミ生の方は少し疲れたのではないかと思います。ですが、今のこの頑張りがきっと実を結ぶことだと思いますので、あともうひとふん張り!頑張ってほしいと思います。

 さて、第1問は仕訳問題で、範囲は幅広いのですが、少し予想してみたいと思いますので、参考にしてみてください。

 今日は3級について書きます(また2級は後日に書きます)。

 1.商品売買(売上)

 2.現金過不足

 3.事業主の所得税

 4.販売用の仕入

 5.有価証券の売却

 1の商品売買は手形、手付金を確認するとともに、発送運賃の計上についても確認しておきましょう。

 2.現金過不足は不足額、過剰額の両方ともしっかり確認するとともに、期中に帳簿残高を実際額に合わせる場合と決算日に合わせる場合の違いもおさえておきましょう。

 3の事業主の所得税は、従業員の所得税との違いを明確にしておきましょう。

 4の販売用の仕入れは、販売用に購入した場合は商品の仕入れになりますので注意してください(例:不動産屋が販売用に土地を購入した。この場合、勘定科目は土地ではなく、仕入となります。なぜなら、販売用に購入したからです)。

 5の有価証券の売却は、購入時に手数料が発生した場合、手数料分だけ取得原価が高くなるので注意してましょう。

 以上、5つあげましたが、注意点を述べていますので、今後の学習するさいの参考にしていただければと思います。

 最近の第1問の傾向は、基礎的なことを問う問題が出題されており、あまり難しくありません。第1問は1箇所4点ありますので、ここをしっかり取れるかどうかは大きいです。ですので、満点もしくは4つ(16点)ぐらいを目標にしましょう。

 あと、第1問でケアレスミスをしてしまうと非常に痛いので、誤字脱語、桁間違いなどケアレスミスしていないかどうか必ず見直すもしてください。

 それでは、検定試験まであと6日!!

 最後まで諦めずに頑張ってください!!

 

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2009年6月 4日 (木)

スタートライン(続編)

 検定試験まで気付けばあと10日となりました。

 教室では連日、受講生の方が勉強しに来られており、教室の雰囲気もピーンと張り詰めております(試験前なので、当然といえば当然ですが)。

 さて、前回、結果というゴールのためではなく、スタートラインに立つために準備をすることが大切です」と述べました。

 僕がこう思ったのは、昨年引退した高橋尚子選手の発言からでした。

 彼女は以前、こんなことを言っています。

 「何気なく過ぎてしまう日もあります。でも、与えられた時間は平等に24時間。ならば、その時間を悔いなく精一杯過ごしたいと思うんです。学校でも、職場でも、練習でも同じ。あぁ、今日1日充実していたな、一生懸命やれて良かったなと心から思える日を1日でも多く過ごせれば、良い人生になるのではないかと。それを現実にしてくれるのが、私の場合、走ることでした。全力投球できるから。今日精一杯やった、この合宿は全力でやれた、そういう気持ちを味わうために、私は走ってきたのだと思います。」

 この言葉はとても僕の心に響きました。

 昨年、高橋尚子選手が引退を発表したとき、「なぜ、この時期に?」と思った方もいたのではないでしょうか。

 世間ではオリンピックに出ること、そして金メダルを取ることが彼女の目標だと考えていたかもしれません。そう考えていた人たちにとっては、「なぜこの時期に引退?」と思ったかもしれません。

 それは、高橋選手は決してゴール(結果)を求めて走っていたのではなく、来るべき日のスタートラインのためにだけに、毎日、毎日、練習してきたからだと思います。そのスタートラインに立ったときに後悔しないために。

 だから、彼女は引退会見で、「プロ高橋尚子として堂々とスタート地点に立てる走りができなくなった」と述べたのだと思います。

 ゴールするためではなく、スタートラインがあるから人は走り続けることができます。そして、スタートラインは自分自身でいつでも引くことができます。

 皆さんのスタートラインはどこですか?

 そこに立つときに、いい笑顔で立てることを願っております。

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